『童話の比較』
有名な童話には、アンデルセンやイソップ、グリム童話がありますね。それぞれ下記のような特徴があるようです。
【アンデルセン】 小説家アンデルセンが子供のために書いたものです。主人公は庶民などが多いようで、有名な「人魚姫」「マッチ売りの少女」「絵のない絵本」などがあります。
【イソップ】 イソップが作ったとされる動物を中心とする寓話集。寓話とは、教訓が含まれている作品ですね。イソップ童話といっても、その数は500から700もあり、その全部がイソップの創作というわけではないようです。誰もが知っている「ウサギと亀」「ありとキリギリス」「北風と太陽」「金の斧」「すっぱい葡萄」「嘘をつく子供(オオカミ少年)」など、教訓的なものがたくさんありますね。
【グリム】 グリム兄弟によって編集された民話集。主人公はお姫様や王子様などが大半です。ご存知の「赤ずきん」「白雪姫」「ヘンゼルとグレーテル」などがあります。
通常、童話は、子供が読むものですが、最近は大人が読むことを想定したものも多く、「大人の童話」を言われています。こちらの童話も、むしろ大人が読むことを想定したファンタジー童話になっています。⇒ 童話の宝石箱
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